[Connect 12]
河瀨 直美/Film director
生まれ育った奈良を拠点に映画を創る。
カンヌ国際映画祭をはじめ、
世界各国の映画祭での受賞多数。
世界に活動の場を広げながら、
2010年より
「なら国際映画祭」を
立ち上げ、後進の育成にも力を入れる。
CM演出、エッセイ執筆など多岐に
わたり表現活動を続ける。
ご自身の活動に対するモットーをお聞かせください。
リアリティー。フィクションの中に、
リアリティーを表現しています。感受性や即興性、
セッション。その場で生まれるものを大切に、
その中に入っていくこと。
このプロジェクトに参加した決め手は?
大阪万博に携わっているので、それを盛り上げたいな
という思いがあります。大阪って、
多様性の塊だと
思っていて。そんな“おもちゃ箱”を表現できたらなと。
撮影を終えて、率直な感想をお聞かせください。
ディープな大阪っておもしろいですよね。
この辺りは、映画『光』のロケ地としても
思い入れのある地域です。
ご自身が考える“大阪”とは?
人情の街。ごはんもおいしい。両脇に古都と港町が
あって、いろんな文化の台所。
日本のヨーロッパといったところでしょうか。
“大阪ファッション”についてはいかがですか。
南国やアフリカっぽい柄とか、動物のプリントとか、
情熱的な明るいカラーとか。
大阪だから着られる!みたいな雰囲気がありますよね。
ヘアスタイルも含めて元気で遊び心いっぱい。
今回は『大阪の街×大阪に縁のある人』のコラボでしたが、今後コラボしたい人やコトはありますか?
もう叶わないけれど、志村けんさんとなにか一緒に
したかったという思いはあります。
ハイヒールりんごさんや、
間寛平さんも素敵です。
芸人さんはみなさんリスペクトしています。